新潟県阿賀町津川の酒蔵「麒麟山酒造」
1843年創業より、辛口造りの酒蔵としてこだわりある酒造りを続けて今に至ります。
奥阿賀の森林に覆われた山間の豪雪地帯で、名峰、麒麟山のふもとを流れる常浪川流域の超軟水を仕込み水に使い、豊かな自然に囲まれて伝統的な酒造りを行ってきました。
また近年では、麒麟山酒造が使用する酒米の100%を酒蔵の半径10kmでまかない、酒蔵と同じ自然の恵みの恩恵を受けながら育った原料米でお酒を醸すテロワールを約30年の月日をかけて実現しました。
このように新しい取り組みにも挑戦している麒麟山酒造ですが、この度蔵人の中の若手の造り手でプロジェクトチームを結成し、自分たちで酒質設計、醸造方法を考え開発したお酒がこの「麒麟山研究室柱焼酎仕立て」です。
醸造工程の発酵作業で、モロミを搾る直前に添加する醸造用アルコールの代わりに、麒麟山酒造で仕込んだ日本酒を蒸留してアルコール抽出した焼酎を添加した柱焼酎仕込みのお酒です。
口当たりは柔らかくほのかに甘さも感じられますが、その後にキリッと引き締められる後味は、新たな造りに挑戦しながらも麒麟山の辛口造りの伝統をしっかりと踏襲したお酒に仕上がっているように感じられます。
限定生産約1,200本の希少酒。
この機会に是非味わっていただきたい逸品です!