創業300余年の青木酒造が400年へ向けて実施したYears Bottle企画。
漫画家やアーティストに商品ラベル用の絵を描いていただき、年に1回商品を限定発売するという内容です。
日本の伝統文化がぎっしりと詰まった日本酒と現代の芸術作品の融合により新しい日本文化を高めることが目的。
2023の今回は鉛筆画家の寺崎 百合子氏がプロデュース!
🔶2023年版の作家と画について
寺崎 百合子 画家
米国ハワイ州立大学アーツ・アンド・サイエンス学部学士課程卒業。
文学部芸術家在外研修員として、英国オックスフォードに滞在。
ゆっくりとした時間の積層。寺崎百合子氏の描く鉛筆画は、何度も何度も黒鉛を重ねることで浮かび上がる精微な時の流れを表現しています。また、モチーフとなった「ウェルズ大聖堂」に所蔵されている『博物誌』などの書物は、連綿と継がれる言霊と人も思いが凝縮しているものです。
寺崎氏は「階段」や「暗闇」など未知の世界を黒鉛筆のみで幾重にも線を重ね表現します。寺崎氏は未知なもの、異質なものと隣り合わせの暮らしこそ、私たちの生活を豊かにするものと考えています。
雪深く、厳しい環境下で丁寧に酒造りを続けている青木酒造は、そんな寺崎氏の仕事とめぐる時間を慈しむためにッヤーズボトル2023を作成しました。
🔶お酒について
イターズボトル2023より希少酒造好適米である「雄町」を、例年よりも更に高精白である精米歩合40%まで磨いた純米大吟醸に仕込みました。(昨年までは48%)
その後「鶴齢の雪室」にて貯蔵管理を行い低温熟成して仕上げています。
雄町の持つ特有な奥深い旨味と心地よい酸味が後味のキレを演出する純米大吟醸酒です!