2024ひやおろし入荷しました!
「ひやおろし」とは、酒蔵で寒季から春先までに仕込まれ搾られたお酒を一次火入れをしてから貯蔵、夏が過ぎ外気温も下がり、ひんやりとした蔵の温度と同じ位になる季節の頃、お酒は程よく熟成し円熟味を増します。
それを熟成の風味をのこすために二次火入れをせずに生詰めで出荷されるお酒のことを「ひやおろし」と言い、昔から酒通の人達はこのお酒を心待ちにしていました。
そしてこのお酒は酒造好適米「山田錦」を100%原料として精米歩合55%で醸した特別純米酒の生原酒を瓶詰め後、鑑評会出品酒などで行われる瓶燗火入れをパストライザーで行い「鶴齢の雪室」にて壜貯蔵で低温熟成されます。
程よい熟成の時を経て秋口になり、「ひやおろし」として出荷されました。
山田錦ならではの香り高く芳醇な味わいが、熟成期間を経て夏を越えたことでとてもまろやかに仕上がっています。